人が求めている情報は新しいもの

いろんなタイプのブログを書いていることで、様々なことがわかってくる。どんな情報でも優れた情報には価値が有ると思っているが、世の中はそうでもないということだ。今回はそういった面で思ったことを書いていこうと思う。

 今回の話における情報の種類

情報の種類と言えば色んなものがある。しかし、今回の話では2種類だ。

  • 新しい情報
  • 経験による情報

要するに新しい情報と古い情報ということになる。すばらしい経験をしたから、それを情報として書き起こしておこうということは個人的にはすばらしいと思っている。先人の知恵をもらえるのだから。では俺は新しい情報を見ないのかといえばそんなことはない。当然新しい情報も見る。頭ではわかっていたが、ブログを書いていて確信した。経験による情報は新しい情報に対して求められていない。

 

 

人が求めるのは新しい情報

例えば、「料理」というカテゴリーで考えよう。料理が上手くなりたい人のためにブログを書くこととする。そこで2つのブログを立ち上げる。どちらがたくさんのアクセスを稼げるかということを考える。

 

まずは、これまでの経験を生かした料理ブログだ。こういったものを使うと美味しくなるとか、こういう調理方法で手間が省けるなど非常に有効な情報であるのは間違いない。

 

もう一つは、料理をおいしくするために最先端の器具や、調理方法を紹介するブログ。これはまだ確定的な話しではなく、「これを使えばおいしく、楽になるんじゃない?」くらいの情報が載っている。

 

この両者を比べると、どちらが優秀だろうか。個人的にはこれまでの経験を生かしたブログを推したいと思っている。しかし、アクセスの数字でどちらが優秀かというと、後者の新しい器具、手法を紹介するものだ。どちらも「美味しい」「簡単」という部分を目指して情報を提供しているのだが、過去の経験よりも新しいものを好む傾向がある。それが人間というものだ。

 

 

アクセス数で確認する

先日からサブブログでキラータイトルが生まれたといってきたが、これは新しい器具に関しての話だ。これに多くの人が飛びついて情報を閲覧している。俺のブログの中から考えるとかなりの数字だ。一方このブログは、過去のことだけを書いている。日記や、ブログ、youtubeの情報と限定的ではあるが、どれも俺の経験から導き出された答えをまとめているのだ。アクセス数を見ればどちらが求められているか一目瞭然。サブブログは日間3,000アクセスで、このブログは50くらいだ。誰も俺ごときの過去の経験など欲しくないのだ。

 

 

検索が全て

とはいっても、俺の書いてきた情報の中でその人に必要である情報だってあるだろう。しかし、ネットの検索システムを利用する以上、自分に足りない情報を検索することは絶対に出来ない。自分では何が足りないかわからないからだ。逆に新しい情報は、ニュースで話題になっていたり、店頭で新発売とされていたりと、簡単に検索ワードを入れることが出来る。この差はかなり大きい。情報の価値としては未来のものと、過去のものでどちらが優れているかわからないが、少なくともアクセス数という観点からは新しい情報のほうがはるかに優秀ということだ。

 

 

新しい情報もいつかは古くなる

見出しの通りだが、どんな情報でもいつかは古くなる。しかし、常に最新の情報を追い求めている人が過去の情報を全く知らないかといえばそんなことはありえない。新しい状態の情報を常に仕入れていればそれが古くなったとしても自分の知識として蓄えられる。そうなれば、時間がたってから古い情報を調べるということは少なくなっていく。となると、ますます古い経験から生まれる情報の価値は弱くなるような気がする。

 

 

最後に

このブログはあくまでも過去のものを書いていく。今回はこんなことがわかったが、書き続けていることでまた別の何かを見つけるかもしれない。逆にサブブログは古い情報を載せるよりも新しい情報をどんどん載せていこうかななんて考えている。とはいっても今更こんなことを言わなくても、ブログを始める前から新しい情報のほうが価値があるということは知っていた。しかし、今回はあらためて数字からこんな結論を書いてみた。こういったことを自分の中で明確にしておくと方向性がぶれないんじゃないかなんて思っている。