伸びきったカップラーメンを食べるハメに

休日は朝ごはんをカップラーメンで済ませるところがある。朝からカップラーメン!?という人はいるかもしれないが、食べているのは蕎麦のカップ麺だし意外とさっぱり食べられるものである。しかし、今日は初めて伸びきったカップラーメンを食べるハメになってしまった。

 お湯を入れた瞬間に

ありがちな話だが意気揚々とカップ麺にお湯を注ぎ、蓋をした瞬間に携帯に電話がかかってきた。どうでもいい電話ならいいのだが、仕事の電話で上司だ。もしかしたら何かあったのかもしれないと思って電話に出たわけだが、普通の業務的な話であった。まぁ話はどうでもいいのだが、問題はカップラーメンだ。電話はささっと終わらせて、3分後にはカップ麺を食べようと思っているのに話が長い。本当に長い。結局15分もひたすら話されてしまい、カップラーメンは完全に伸びきったものになってしまった。

 

開けてみると

私はカップラーメンを伸ばしたことがこれまで一度もなかった。どうなるのかはだいたい想像できるが、それを食べようとは思わない。さらには、ラーメンで硬さを選べるものに関しては、固めを選ぶ。食感が大事なのだ。基本的に食感が弱いものは好きではない。開けてみると本来ならスープと麺が両方見えるはずなのに、スープは見当たらない。もう1/3くらい麺が吸ってしまっているのだ。とりあえずこのまま捨てるのも勿体無いし、食べるものもなくなってしまうので食べることに。そして衝撃が走った。

 

 

激マズ!!!!

とにかく不味い!こんなに不味い食べ物があるのかと思うくらい不味いのだ麺はむにゃむや、ヌルくて汁を吸い、本当にそのまま捨ててしまいたかった。しかし、さすがにそれはということで全部食べきった。ここまで不味いとカップラーメンにトラウマが生まれる。私は食べ物に対して定期的にトラウマが生まれるタイプなのだ。いつも非常に美味しい食べ物を提供してくれるお店などでも失敗はある。分量を間違えてしまっていたり、本来入っていないものが入っていなかったりと完全にバランスが崩壊してしまっている食べ物を食べることは皆さんも何度か経験があるだろう。「これはうまい」と意識しながら口に入れてた時のギャップが大きければ大きいほどトラウマが強くなる。そう言ったトラウマをうけると最低でも1年くらいは引きずってしまい、一切行かなくなるのだ。今回はそれに該当した。好きな蕎麦のカップ麺だったのだが、まだ2個ある。これは当分食べられそうにはない・・・。

 

 

最後に

今回学ぶことができたのは、たとえどんな電話だったとしても、カップラーメンにお湯を入れたら絶対に食べるまで無視するということだ。ここまでトラウマになると、もうそう言った間違いは起こさないだろう。食べ物というものはやはり、バランスと適正な作り方が重要なんだなと感じた。