ムカつく人間 上下関係、取引関係

今回は愚痴。久しぶりになかなかにムカつく人間に出会ったから記念にここに書いておく。人間とは置かれている環境によってどんな風にも育つということがよくわかった1日だった。本当によくある話なのだが実際に出会うのはそうそうない。まぁ書いていこう。

 相手との関係性

友達なら嫌いな奴とは付き合うことはないが、仕事ではそうもいかない。まぁそれが学校でも塾でもどんなコミュニティでも同じことではあるが、今回は仕事での話。相手は取引先という感じでとらえてもらえば良いかと思う。要するに向こうが求めることをこちらがしてあげる。それに対してお金が支払われる。そういうことだ。会社対会社であっても結局は人と人が話し合い、契約が行われる。だからこちらとしては基本的には相手の要望に答えなければいけないし、服従しなければいけない。しかしそういった関係だからと言ってなんでもいっていいということではない。なぜかは簡単。それは人と人だからだ。コンピュータの信号であれば条件にあっていればという解釈で動くことができるが人はそうではない。最終的にはやらなくてはいけないことであっても、その過程も重要なのだ。

 

ムカつく行動

ムカつく行動といってもそれほど過激な話ではない。本当に小さな話である。その程度でムカついたということは心が小さいと言われればそれまでだが、久しぶりにそういった人間に出会ったのでなんだか新鮮な気持ちと久しぶりに人に対してムカついた思いがなんとも言えない感情を生み出している。内容はこうだ。

向こうがこの日に打ち合わせをしたいといってきた。しかしかなり前から私には先約があるため、その日は無理だと伝える。すると、相手は「俺その日しかいないから予定ずらして」というのである。その日は前から予定が入っているので無理と伝えると、「じゃ別の人を立てて」とくる。今までずっと私と打ち合わせをしてきて急に別の人間を立たせるのでいいの?という部分もあるが、当然立たせる人などいないのでそのことを伝える。すると今度は「いいよ。あなたの会社に連絡する。上の方から人を引っ張ってきてもうよ」と返答してくる。結局はなんとか先約の方をずらしてそちらを優先してあげることになった。

どうだろう?なかなかにぶっ飛んでるとは思わないだろうか。問題はいくつかある。私が感じる問題を話していこう。

 

 

言い方

本当にこれだけの話といえばこれだけの話なのだ。最終的に元々の予定を変更し、今回の打ち合わせの予定を入れるということが変わらなかったとしても「変更しろ」と言われるのと「なんとかなりませんか」と言われるのでは全然違う。「変更しろ」という言葉しか選択できない人は頭の中の構造が少しおかしいのだと思う。たとえ会社と会社に上下関係があったとしてもだ。この文面だけで性格分析できる人もいるのかもしれないが、個人的に接していて感じるのはプライドが高い。自分より上位権力を持っている人とは絶対に付き合わないし、下だと認識している人はそういった強気の態度を取ってくるタイプの人間だ。もちろんこういう人間がいることは知っているが久しぶりに出会ったのでびっくりした。

 

 

同じことを要求されたら

では仮にこちらがおうむ返しのように同じことをいったらどうなるだろう。おそらく顔を真っ赤にして「会社に苦情を入れる!」と怒り狂うだろう。まぁそれは私が会社対会社で考えた結果、下に属するからだ。しかし、今回はそうでも実際自分にとって上位の会社が同じことをいってきたら私と同じように素直に予定を変更するだろうか。もちろんそれはわからないが問題はその人にとって上位に当たる会社は存在しないのだ。これは会社に上位存在がいないという話ではない。会社には必ず上位にくるものがあり、それが周り巡っている。しかし、その人は外部の会社と接触する際には自分より上位に当たる会社にぶつかることはない。だからそもそも自分がもし同じことを言われたらということを考える必要はないのだ。その環境がその人間をそういった形に作り上げていくのだ。

 

 

その人の立場

その人は実に心地いい場所に属していると思う。当然会社対会社であれば下の会社が相手となるし、社内でもなかなかのものなのだ。本体会社から出向して子会社にアドバイザー的な立ち位置で仕事をしている。そのためその会社の上位陣ですら野放し状態なのだ。外敵がほとんどいない状態でのびのびと威張れるという感じなわけだが、そのポジションを存分に使えているという考え方もできる。実はそういった意味では正当に成長しているといってもいいかもしれないし、適しているとも言える。しかし本当にそれでいいのか。

 

 

結局は人と人

上記でも話したが、結局は人と人な訳だ。たとえ取引先でも愛想よく頼ってくる人はたくさんいる。そういう人が困っていれば力になってあげたいと思うし少しくらい自分の身を削ってもいいかと思える。それはその人の人格であり、人付き合いがうまいということでもある。一方そのムカつく人間は人付き合いとしては下の下。もしそのムカつく人が困っていても手などさし伸ばそうとも思わない。しかし、その人が本当に困っていたらどういった行動をとるだろうか。私にはわかる。上から目線でとんでもない要求をこちらにふっかけてくる。二言目には「そっちはそっちのプロなんだからこう言う事態になる前に対策しなかったそっちが悪い。責任を取れ。」といってくるだろう。それに対して私はどうするか。もちろん要求を飲むし、助けてあげることになる。しかし、人格者であればその困るほどステージにたどり着く前にこちらから助け舟を出すだろうが、その人には高圧的な発言がくるまでなにもしてあげるつもりはない。それが人と人だ。その人が偉そうだから、話していると気分が悪くなるからそういった行動をとるわけではない。その人にあまり興味が湧かないからだ。

最初から違和感はあった。なんでこういう言い方をするのだろうかとか、ちょっと変わった人だな、いい関係を築けるかなとか思っていたが今回の一件でちょっと安心した。

安心して嫌いになれそうだ。

もう一度言う

安心して嫌いになれそうだ。

嫌いになったからといって私がやることは何も変わらない。ヘラヘラニコニコしながら私の会社のためにお金をもらい仕事をこなしていくだけだ。好きな人だから、好きになろうと思う人だから、キツイ言葉を言われたりするとショックを受けるし、落ち込んだりもする。しかし嫌いな人ならそんな心配はない。微妙なラインで「今のはどういう意思?」と考えさせられ続けている方がよっぽど面倒だ。

 

 

最後に

久しぶりにイライラしたのでこうやって色々書いたがなんとここまでで2500文字以上書いている。相当イライラしていたんだなと自分でも思う笑 しかしこうやって書くと頭の中が整理さていくと言うか、今回で言えば正式に嫌いになりましたと言うことが明確になったのでこれで感情は薄れていくのではないかと思う。相手にとっては私が嫌いになろうとも関係ない。私にとっても関係ない。今後仕事をしていく上で私は常に重箱の角を突くように爆弾を落としていくことだろう。爆弾攻撃を仕掛けられる人間はしっかりしなければいけない。爆弾を落とされないように角までしっかりと見ていかなければいけないし、なんなら角がなくなるようにたち振舞わなければいけない。そして私には関係ない。角がなくなり、丸い器ならそれだけのことだし、角がありそこ何かあるならちゃんと爆弾をプレゼントしてあげるだけだ。そこに大きな感情はない。だって嫌いになれたのだから。まぁメシウマくらいに思うかもしれないが。ただそれはそれで問題でもある。結局は自分で相手のケツを拭いてあげなければいけないのだ。だからちゃんと爆弾を落とすときはケツを拭いてあげられる準備も進めるのだ。それが爆弾を落とす側の責務だ。