ユーラシア大陸横断のゴール地点はロカ岬

以前にこのブログでも、夢の話でバイクでユーラシア大陸を横断するという日記を書いたことがあったと思う。いつかは実現する予定の夢ではあるが、計画としてあれこれと既に決定していることは少ない。スタート地点は当然日本で、そこからどうやって中国大陸に行くかという部分も考えていかなければいけないが、今回は暫定でゴールラインが決まった。

 終着点

旅はただ闇雲に走っていても仕方がない。ここにいくんだという目的地は絶対に必要だ。これまでは漠然とユーラシア大陸を横断するんだという思いで夢を語っていたが目的地は一体どこなのかという部分は考えてこなかった。というのも日本で話をするなら、北なら宗谷岬、南なら佐多岬なんて選択肢がある。これは私が日本に住んでいるから知っている知識である。しかし、考えているフィールドは世界。世界の地理など全く分からない上に、ユーラシア大陸の最西端はなんと言う国なのかということも知らない。もちろん世界地図を見ればすぐに分かることだが先のことと思ってあまり考えてこなかった。たまたまこの夢をふと思い出したときに、「何のバイクで行こうか」ということを考えていた。様々な記事を読んでいたのだが一つの文章が終着点を教えてくれた。

ユーラシア大陸を横断してポルトガルのロカ岬まで行くなら

 という文章が書かれていたのだ。まず大陸の最西端がポルトガルであるのかということを知った上で世界地図を見てみる。すると大陸としての最西端はセネガルあたりになりそうだった。しかしこの辺は砂漠地帯だし、私が考えている横断には適していないと感じている。(これはこれで面白そうなのだが) そうなると、やはりヨーロッパ方面の最西端となり、そこにはポルトガルと書かれていたのだ。ということで終着点はとりあえず暫定であるが、ロカ岬ということになる。

 

ロカ岬

ロカ岬とはまだ何も調べていないので、ここで特徴などを書くつもりはない。しかし、既に私の中では非常に強い思いが生まれ、これまでこの夢を考えていた中でこれほどしっくりくる答えはない。日本の話をするのなら宗谷岬はライダーの聖地と呼ばれている。旅をするものにとって最〇端という言葉は特別な意味があると思っている。宗谷岬においてはバイクだけではなく車だって自転車だって旅をするものにとっては特別な地だ。私はこれまでに2回宗谷岬に行っており、一度はバイク、二度目は車で訪れている。特にどうということのない場所ではあるのだがやはり特別と感じてしまう。

ロカ岬はどうだろうか。島国の日本は様々な端っこを有しておりその先は海である。しかし世界は違う。海のない国などたくさん有り大陸は世界一の大きさだ。中国から始まりしばらく海を見ることなく走り続け最後にたどり着いた景色が海だなんてそんなシチュエーションは私の夢に対してふさわしい。ロカ岬自体やはり世界各国度を続ける人にとっての終着点として特別な場所なのではないかと勝手に考えてまう。

 

 

ルート

最終目的地が分かると地図も見ようと思うわけだ。そうして眺めているとワクワクが止まらない。

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世界の配置はあまり知識にないのだが、こうやって見ると必ず通らないといけないポイントも見えてくる。間違いなく通るであろう場所としては

  • フランス
  • スペイン

となる。日本人にとってこの辺の国は憧れの国とも言えるだろう。フランスに入る前には

  • ベルギー
  • ドイツ
  • スイス(上記の地図では文字が表示されていないが)
  • イタリア

となる。(小さい国もあるかもしれないが大きな国としてはこの4つ) さて、この国はどれも行ってみたい国ではある。どれか一つをチョイスして一気に通過するのか、それともジグザグ走って全てを楽しむのか、それはまだ決めることができないが、こうやって考えているだけ楽しくなってくる。生活していれば今回ロカ岬を知ったように、ここを通らなければいけないといった何かを思いつくこともあるだろう。現実的な話になるまではいろいろ妄想が膨らみそうだ。

 

 

最後に

ようやく一つ見えてきたと思う。旅の中で一番に考えているのが寝床だ。これがかなり重要だと思っており、その難易度はどの国を通るのかで決まってくると思う。せっかくなので都市部よりも未開の地といった感じの場所を走りたいと思ってはいるが、旅の難易度を総合的に考えてルートをチョイスしていきたいと思う。